やりたいことがいっぱいあります
40代に突入して、わたしの人生もなかなか熟してきました。これまでにがんばって達成できたこと、一生懸命やっても上手にできるようにはならなかったこと。知らない間にできるようになっていたこと。昔から、なんでもやってみたいという子供でしたが、大人になっても、知らなかったことを知る機会があると、「私もやってみたい!」と思うことは全然減らなくて、「え?この歳からそれ、始めるの?」と自分でもあきれる一方、「私の人生で、今日より若い日はない。」とか、「今日始められないことはこの先もきっとできない。」とかなんとか言って、ブレーキをかけようとする自分の心を説得して、興味に任せてやってみるということがやめられない日々です。
おかげでなかなか楽しい日々
会社勤めも長くなり、仕事を通じた自分の成長や挫折も増え、働くこととは、自分の人生の中で大きな部分を占める大事なものだと感じています。それゆえに、時間に追われたり、様々なプレッシャーを感じたりすることもあり、いつ聞かれても「仕事が楽しい」と答えられるほど、上手に折り合いをつけられているわけでもありません。仕事と向き合う時間が楽しい時も、つらいと感じるときも、仕事を離れたところにある自分のやりたいことは、いろんな意味で私をささえてくれます。気分転換やアイデアのもとになったり、「ま、いっか!」と知らない間に何かにとらわれている自分を解放してくれたり。そんなこんなで、私の日々は、いつ聞かれても「なかなか楽しいよ」と答えられる気がします。
愛される三日坊主
あふれ出る好奇心は、私を支えるありがたい天性ですが、そんな私だからこそ、その時々によって興味があることが違っていて、周りの人は、「あの時あんなに没頭していたのに、もう興味なくなったの?」って思ってるはずです。自分としても自覚があります。おそらく興味を持つものに関連性がなく、いろんなことに対して、天性の「三日坊主」なんです。三日坊主という言葉は、長く続かないとか、飽きやすいとか、あまりよくないニュアンスを持った言葉ですよね。親は私の天性の三日坊主を最初から見抜いていて、子供のころからすぐ習い事をやりたいという私に「一度やり始めたら、すぐにはやめさせないよ」とか、「どうせすぐ興味をなくすからだめ」とかよく言われてきました。親の立場からの忠告として、ごもっともです。でも、私は大人になりました。興味をもったことをやるにしたってやめるにしたって、全部自分の責任で、好きに選ぶことができるようになりました!もう、天性の三日坊主を封じ込める必要はどこにもないんです。そして、三日坊主についての考えも改めました。何事も、最初の三日がなければ、そのあともないんです。三日坊主になってみる勇気は、一生モノの何かと出会える究極のチャンスです。私にとっての「三日坊主」は、宝探しの初めの第一歩、という意味です。そして三日坊主の目に映った世界はどんな風に楽しいのか、伝えていく場所にしてみようと思ってこのブログを作ることにしました。三日坊主の宝探しの旅をどうぞお楽しみください。どうかこのブログは三日で終わりませんように!!