ふるさと納税で大失敗
私は毎年、年が明けたらすぐに、ふるさと納税をします。なんでこのタイミングですることにしたかというと、ある年の年末だったか年明けすぐだったかに、「ワンストップ申請締め切り」に追われて焦って処理したのが、苦い経験としてあるからです。そんな対策をするほど、すでに何度もふるさと納税制度を利用して、いろんな地方自治体に寄付をしていた(いろんな返礼品をいただき楽しんでいた)のに、2020年1月にしたふるさと納税で大失敗をしました。うっかり、「5自治体までなら使える」というワンストップ申請の上限を忘れて、なんと少額ずつですが、10自治体に寄付してしまったのです。
私は、「もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者等である」ため、ふるさと納税を初めて行った年から、もう何度も迷わずワンストップ制度を利用して楽しんでいたのに・・・。まぁ、私のやり方だと、1年に1回のイベントですからね、年齢を重ね、自分の記憶があいまいになってきたなというのを感じた出来事でした。
マイナンバーでe-tax
そういうわけで、2021年2月には、確定申告をしなきゃと心構えをしていました。そして、やってみました。感想を一言・・・。「初期設定がとにかく大変。やってやれなくはないけど、難しい」です。
せっかくならマイナンバーカードを使って、e-taxで確定申告をしてみようと思いました。昨年の誕生日前後に、マイナンバーカードに入っている証明書の更新手続きとともに暗証番号の再登録はしていたので、マイナンバーがオンラインの手続きで使える状態にする、という準備はあらかじめできていました。Windows 10を使っているため、対応したFelicaカードリーダを買いました。(SONY製のパソリRC-S380)各自治体からの寄付受領証明書と、源泉徴収票も手元に用意しました。
さぁ、これでできるだろうと思い、「ふるさと納税」「確定申告」で検索し、たどり着いたページを見て、「え?」でした。ソフトウェアをインストールしないといけないんですね。ウェブ上でできるのだと思っていました。.exeファイルをダウンロード、実行しましたが、サイトに書いてある手順通りには、画面が変遷していきません。手順にあるキャプチャは、「こうなったら終わり」という画面が出ているのですが、私のPCは、静かに、まるで何事もなかったかのように平然といつもの画面を表示しています。アイコンがデスクトップに出てくるわけでもなく「え?これで入ったの?」でした。アイコンがないので、「すべてのアプリケーション」から「公的個人認証サービス」を選択して実行する感じでした。難しい・・・。
2021年分はふるさと納税はばっちり
そんなこんなで、実際に「申告手続き」をするまでに、何度もつまずき、もうできないかもしれない、と諦めそうでしたが、本編に入ると、記入して次へ、記入して次へ、という感じでやれました。終わってみると、「終えられた~」という安堵感と達成感。何とかかんとかやり遂げましたが、誰かに教えて、と言われても、たぶん教えられないような気がします・・・。
「もう同じ轍は踏まない」という決意も固く、2021年に入ってすぐ、1月1日にさっそくふるさと納税をしました。4自治体に抑えました~。なので、このままいくと、今年中に副業でも始めない限り、来年は確定申告をしなくていいはず。返還予定のお金で、また鮮魚セットを買いたいと思います。